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俵山峠-地蔵峠ツアー

さて、今日は久しぶりの坂道登りである。(ひと月に一度、むしょうに味千拉麺が食べ
たくなるのに似ている…)

熊本市の自宅を10時に出発し、立田山のホリウチくんちのヨコの坂で体を温め、西原村の「萌えの郷」にトイレ休憩と給水補給の為に立ち寄ると、なんと友人のヒメノ夫妻に
ばったり! ボクはひとりで自転車遊びなのに彼はしっかり奥さん孝行。
頭が下がります…

話をしながら混雑する店内であんパンも一個買ってジャージにねじ込み、彼らと別れて
まずは「俵山峠」を目指す。

夏の初挑戦の時はとにかくヘロヘロになって途中3回か4回、休憩したのを覚えているがしかし…
今日はどうだ…    ぜんぜん平気だ!

坂はきついことはきついが、少し肌寒いくらいのこの秋の気候のせいなのかそれとも
呼吸の仕方を変更したからか、ゼェゼェの息切れまでには至らない!

うーむ、今日はイイぞ!!!

先日のしまなみで試して調子の良かった、腹式2回吐き2回吸いの呼吸のリズムを続け
ているとどこまでも登っていけるのである!
ダンシングの時にもこれを守りながら、ついに今回はあんパン補給のためにとった、
ただ1回の休憩だけで登り切ってしまった!

あんパン休憩地点
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ふぅ、やったぜ………! 

峠で阿蘇五岳をバックにCathyを撮って
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外輪山の内側へ急坂を転がり下ると南阿蘇ののどかな風景となった。
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さて時計を見ると午後1時半過ぎ、昼ご飯の為に「あそ望の郷くぎの」へ立ち寄ると
なにかイベントが行われていた。
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仮設テントで売られていた「ばぁちゃん弁当」をゲットし、その隣で焼かれていた
鶏肉の炭火焼きを100円分だけ買い足し、芝生に腰を下ろして食べ始めるとちょうど
良いタイミングでステージでバンド演奏が始まった。

大学生の唄と演奏はそれほどでもなかったがお弁当は旨かった。
場内にはドッグランがあり犬を連れたお客さんも大勢遊んでいる。
のんびりとした雰囲気の中でついついまったりとしてしまう。

さてお腹は充分満たされて、はじめの考えではここから立野を下って帰ろうかと思って
いたけれど、思いの外調子がいいのでついつい地蔵峠方面へ向かって走り出す。前回の
地蔵峠は西原村からであったが、今日はその逆コースになる。

まぁ、登れないときは途中でエスケープすればいいやと思い、久石の信号を右折して
「グリーンピア南阿蘇」方面へと向かう。

昼飯の直後なのに、いきなり坂が始まっていきなり辛くなる…
後でコースプロファイルを確認したら峠まで10Kmちょっとで700m程の高低差だった。
ひたすら呼吸のリズムを崩さないことを意識してたんたんと回し続ける…
途中でひとりのサイクリストとすれ違うが、コンチワというのがやっとだ。

休憩所があって、ここにも「ばぁちゃん」が居た。
看板には 「ただの  いなかじゃー  なかよ。」というコピーが…

「そう、激坂もあるけんね!」
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いくつか10%オーバーの坂が現れ、ハンドルを引き上げながらクランクを踏み下ろす。

ハンドルバーが軋み、チェーンも切れるのではと心配する。

手鼻をかんだグローブで目に入った汗を拭いつつ、とにかくとにかくペダルを踏み続け
る。

車はほとんどやって来ないので、自分の息づかいとチェーンの音と鳥のさえずりだけが
聞こえる。

シフトチェンジも必要ない。一番軽い42-25のままだ。 それをただただ回し続ける…


そうしてとうとう、やっと、地蔵峠に着いた!
前回はここでUさんと会い、話をしたところ…

その時には写真を取り忘れていたので、遠く久住の山々をバックにしっかり記念撮影
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汗だくで登ってきて満足感に浸っているとすぐに寒くなってくる…
標高は1,100mなので気温も相当低そうで、ジャージの背中に押し込んでいたウインド
ブレーカを引っ張り出して羽織り、長い長い下りに備える。
今度は西原村の信号まで約16Kmで900mちょっとを下ることになる。

スピードが出る下りでは下ハンでブレーキを握るので、これがずっーと続いて緊張と
前傾姿勢で肩が凝ってしまった。
熊本空港の近くまで来てウインドブレーカを脱ぎやっとホッとする。
足は相当疲れていてちょっとした坂を登るときにも違和感が出てきていたが、あとは
下り基調の20Kmくらいなのでのんびりと家路をたどる。

帰り道に大藪サイクルに立ち寄って、冬用に勧められた耳を覆うタイプのアンダーキャ
ップをゲット。  帰宅は午後5時、サイコンの距離は102Kmを示していた。

疲れたけれど「サイクルマラソン阿蘇望」の半分をこなせたので今日は大満足!
by benbo | 2010-11-01 12:05 | 自転車 | Comments(0)
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