人吉往復サイクリング:椎矢峠~不土野峠~人吉


椎矢峠なんて…

自転車で行く所じゃ 無い!

よっぽどの物好き以外は・・・



とにかく全体の50%くらいは、いわゆる

ガレ場!


ある程度のスピードを保たないと
フラフラするし


大きな石を避けるために
常に微妙なハンドル操作が必要だし…


少しでも荒れてないところを走りたいので

5mおきくらいに
右の轍を行ったり、左の轍に戻ったり・・・


その度に、中央部の浮き砂利を乗り越えるために
リアに強いトルクを掛けてやる必要があり


全体距離の約半分の、峠まで残り10kmあたりからは

1.5km行っては休み
また1.5km行っては休みの繰り返しでした・・・


特に最後の方、峠まであと2kmくらいからは
0.5kmごとに休みをとるという始末・・・




そうして

やっとやっとの 椎矢峠でした!




峠到達時刻は午後1時45分…

内大臣橋の林道起点からの23kmを

なんと、 4時間30分 !






「やったぜ!」

などという感動は、 無かったです!



ただただ


「もう、上らんでも良か・・・

 あとは 下り・・・」



という思いだけでした…





そうして、しばしの休憩の後

今度は椎葉村への下りの開始…


ところが・・・


これまで悪路の長い下りを経験して無かったから
わからなかったのだが


「ゆっくり下ればいいや!」

という考えは全くもって甘いということに
気付かされました・・・



下りでも

大石を避け、路面を選びながら

ある程度のスピードを出して
突っ切っていかないと
ダメだということだったんです・・・


下り勾配のせいで自然とスピードが上がる

それをブレーキで殺しつつ

そこそこのスピードを保ちながら

右へ左へとコースを選ぶ・・・



握力と身体の緊張の限界が

5kmと持ちません・・・




なので、下りなのに3~5kmごとに

休憩でした!


果てしない悪路の上りの後は
果てしない悪路の下り・・・





でも、そうやって少しずつ下ってきたら
やがてそれも終わり

ようやく、舗装路となりました・・・

ふぅぅ…


すると、ホッとする間もなく今度は


パンク!


悪路でリム打ちしてたのか
ここにきてエアーが無くなったようです…


やれやれ・・・




しかしバイクを降り

落ち着いてあたりを見回すと
渓流沿いのとってもいい景色


せせらぎの音をバックに
ノンビリと道路に座り込んで
リアのチューブ交換をしました…



みきたかさんはもう人吉に着いてることだろうな…

などと考えながら修理を終えて再スタートしたのは
すでに午後4時近く…


まだまだここから下って、不土野橋を通過し

そこから二つ目の峠である
「不土野峠」を越えて

湯前に降りていかなければなりません・・・



うれしいのは、もう後は舗装路ばかりということ!

チンタラ、休み休みでも漕いで登れば
いつかは峠も越えられるハズ・・・


ただ、昼飯を食ってないので
(っていうか、食うところなんか無いので…)

腹が減って・・・


ジャムパンもクリームパンも薄皮あんパン(2こ)も
梅丹のサイクルチャージも明治の速攻チャージも


すべて椎矢峠で消費してしまい
残っているのは薄皮あんパン一個のみ・・・

そうしてそれも
やっとこさ、登りきった不土野峠で無くなりました…


(不土野峠もつらかった・・・水場があるたびに
ヘルメットを脱いで頭から水をかぶりして
何度も休憩した・・・)



日が西に傾いてきた山道は薄暗く
さらに峠からの下りは肌寒かった…


ヒグラシが急き立てるように鳴き

果たしてこの道でいいのカナ?と
不安を掻き立てる…



それでも何とか湯山のダムに降りて来られたので
みきたかさんに宿の手配を頼み

さらにしばらく走って、午後7時15分
やっと「くま川鉄道」湯前駅に辿り着くことがで出来ました…




当初の予定では、午後4時頃にはここを通過し
明るい内に人吉まで走り終えるつもりでしたが

なんとまぁ!



結局、早朝6時から小休止は何度もしたものの
13時間に渡って、ず~っと自転車走らせてたわけですな…




湯前駅から人吉温泉駅までは片道680円
自転車はそのまま乗せられて片道250円

人吉までは45分くらいかかったかな・・・


午後8時半ころ人吉温泉駅に着き
列車からバイクとともに降りたつと

ホームには心配げなみきたかさんが
待っていてくれました・・・



九州山地を越える、標高1,460mの椎矢峠を
けっして甘く見ていたわけでは無かったものの

そこはボクの考えてた以上の過酷さでした・・・


8月16日という、最も暑い時期だったせいも
あったかもしれないけれど

あの長い長いガレ場の上りは、どんな季節だって
峠を目指す者にキツイ思いをさせることと思う…




ホテルの温泉で汗を流した後

みきたかさんと遅い夕食をとるために
人吉の街に出たけれど

目指した食堂はもう店じまい…


開いていた某チェーン店の居酒屋で

あの激坂の子別峠を越えてきたみきたかさんと
お互いの完走を祝って乾杯しました…







午前6時過ぎに北区の自宅をスタートし
江津湖団地を抜ける…
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同時刻ころ出発して氷川ダムから
子別峠を越える予定のみきたかさんに
甲佐町でバッタリ !
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みきたかさんと1kmほど一緒に走って
ボクは左折、緑川沿いのK220を溯る
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R445へ出た後、直ぐ右折
内大臣(ないだいじん)橋方面へ
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09:10 内大臣橋
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橋を渡ると程なく内大臣林道のダートとなる
上の方に比べればこのあたりはまだ「舗装路」
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広く明るい谷、集落の名残も・・・
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峠道は上に上るにつれ徐々に荒れてきて
ほぼ中間地点である「広河原」を過ぎると
ほとんど「ガレ場」走行となってくる…
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度々、止まって休憩するけれど
再スタートし易い場所でないと悲惨…
ここはグッド!
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大量の水分補給もこれで助かる!
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やっとこさの峠着-宮崎県(椎葉村)側
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峠周辺は石切場状態-熊本県(旧矢部町:現山都町)側
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もう少しで椎葉村、というところでのパンク !
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下る途中は必死で、すばらしい景色を
楽しむゆとりなど無かった・・・
パンクしたからこそ写真も撮れた…
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午後4時25分ころ
ひとつはクリアー、次なる「不土野峠」へと向かう
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もう、ヘロヘロ・・・
ガブ飲みし、頭から水をかぶる
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やっとのことで、峠 ! 再び熊本県へ
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この時間だもの、上り列車はボクとBettyのみ…
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予定ではそのまま列車輪行で熊本へ帰るはずだったけれど
大幅に遅れ、人吉泊となりました…


なので翌日は熊本へ向け、五木を経由して
「大通り峠」越え・・・

宮原町に出て、城南町を抜け
嘉島町でみきたかさんと別れて
午後5時過ぎに無事に帰宅となりました…


みきたかさん、どうもありがとうございました!
また行きましょう! (椎矢はイヤだけど・・・)



午前8時過ぎ、人吉をスタート
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先ずは「五木」を目指す
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大通り峠まで数キロというところに
白滝公園がありここで休憩
小規模だが鍾乳洞も・・・
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大通り峠はトンネルを避けて旧道を上り
手づくり工房どんぐり横の、「カフェ」の2Fテラスで
シフォンケーキセット注文

うまいコーヒーと、最高に心地良い涼やかな風…
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大通り峠、ループ橋の下り
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by benbo | 2013-08-20 10:30 | 自転車
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