小岱山ドMコース?


「小岱山ドMコース」としてルートラボに
上げてしまって、自分ではまだ走ってないとなると
ちょっと問題かな・・・


そういう訳でほとんど梅雨明けしたと
同じようなカンカン照りになったこの日に
阿蘇望の練習も兼ねて行ってきた・・・


スタートはまたもや出遅れ、午前10時…(≧∇≦)

フードパルから菱形神社を経て
K113の途中から木葉に出、新玉名駅
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天気が良くなり、暑くなってきた・・・


玉名バイパスを上り、蛇ヶ谷公園東側の
九州看護福祉大学横から
今日は「防火林道」というのを走り始める…
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道はアップしてるかダウンしてるかで
リズム良くアップを続けたいが
ソレをさせてくれないジワジワ悶絶型!


嬉しくて汗が出てくる…


おまけにFBでお助け回答まで
せにゃぁならないので

いくつもの坂の頂上付近で
その度に i ちゃんのキーを叩く…



最後に少し長めの一気下りのあと
K3に突き当たって左折し

新幹線をアンダーパスした後
程なく小岱山林道に突入!

瑞穂窯横をまたもや悶絶しいしい
上っていく…



ここらへん、
太陽がジリジリと照りつけるので
なるべく木の陰を選びながら
走るものの
木の無いところには
陰もあり得ず

灼熱の阿蘇望を思って
我慢するしかない・・・



そうしてやがて
ある程度の高度まで達した頃
林の中の陰ぶら道になり
勾配も穏やかなものとなってきた…

ごくごくたまには
西側の展望も開け
有明海越しに雲仙も見えた…
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同じような細かいコーナーが連続する道には
枯れ葉や枯れ枝が沢山落ちていて
特に大きめの枯れ枝には注意が必要だ!

途中にあった登山者向けの地図
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そうして午後2時半頃
蓮華院誕生寺奥の院に到達
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今回も門前のお店で遅いお昼にする…

ここはお相撲さんとのつながりがあり
それだからか「ちゃんこ定食」のメニューがある。
500円である…
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一見、豪華に見えるが食ってみるとさほどでもなく
バイク乗りにはエエくらいかも・・・



帰りは蛇ヶ谷公園横へと下り
玉名高校、岩崎を抜けて高瀬に出たあと
ハニーの命を受けていた
荒木商店で「高瀬の誉」の酢、五合瓶をゲットして
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木葉から田原坂を経て帰った・・・


今年の阿蘇望は暑くなりそうなので
身体を慣らしておかないといけなそう…
午後3時の俵山峠スペシャル対策も必要かも。












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# by Benbo | 2014-07-20 10:50 | 自転車 | Comments(18)

England モーターサイクルひとり旅-15


 7/17(Fri) 十五日目 —「生きて帰る」—

 またまた長いフライトの末
16時40分に雨のインチョン空港に無事ランディングした。


 機中ではUSBメモリースティックタイプの
愛用のiPodを紛失した。
座席のまわりやシートの隙間を懸命に探したけれど見つからなかった。
しょうがない、あきらめよう。
見つけた人に五輪真弓の「抱きしめては」はどう聞こえるのだろうか…

 先日のニュースで
シートの隙間に落ちていたライターから発火した事件があり
その後の一斉調査でかなり沢山のライターが見つかったそうな。

いくつかのiPodもその中にはあったかもしれない。


 機から出て新型インフルの検査を受け
セキュリティーを抜けて福岡行きの7番ゲートにたどり着いたころ
空港は土砂降りとなって霧に包まれ始めた。


 それから約1時間後、飛行機は定刻に無事離陸した。

福岡までの1時間弱の飛行中に機内食のチラシ寿司らしきものを食べ
全てに「無し」のチェックを入れた税関申告書を書いた頃
ようやく窓の下に博多の夜景が見えてきた。


 『あぁ、なんとか生きて日本に帰って来れた』

と 思った。




――――――――――――――――――――――――――――


          あとがき      ― 言い訳 ―

 実はこれまで、海外旅行にひとりで行ったことなど一度もありません
でした。
 二十七年前に初めてイギリスへ国際ラリーを見に行った時は、さるモ
ータースポーツ紙が募るツアーの形だったし、その後の何回かの渡
航も、ツアーの形では無かったが家族や友人たちと共に行ったもの
でした。
 ひとりで行くことと二人以上の場合との違いに、いつでも会話できる
人間がそばに居るか居ないかということがあると思います。
 今回、ボクは旅行中のふとした時間の合間もたったひとりで過ごさね
ばならなくなり、そういう会話をし得ないと気付いた時、その日の顛末
を詳しく記し始めたのかもしれません。
 そうでもしなければきっと時間を持てあます結果になっていたでしょう。

 そして、初めはそれほど真剣に書いていたわけではなかったものが、
三日目、四日目と続いてくるともうやめられなくなってきて、とうとう日
本帰国までの十四日間の日記となってしまいました。

 その日の気分で適当にスケジュール帳に書きなぐった文章なので、変
な言い回しや合わないつじつまがあっちこっちにあります。
 ツーリングの為の装備がスーツケースの大半の部分を占領してしまい
ほんの少ししかおみやげを持ち帰れなかったので、この旅行記のような
モノをその代わりに出来ればと思って作り上げました。

 本文でも書きましたが、多くの応援してくれた友人知人に再度感謝し
ます。 また、読みにくいボールペン文字をテキスト化してくれたハニー
にも感謝します。

『Than you very much.』
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おわり





 さてと「阿蘇望」…頑張らねば!






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# by Benbo | 2014-07-19 06:49 | モーターサイクル | Comments(0)

England モーターサイクルひとり旅-14


 7/16(Thu) 滞在十四日目 —「ダイアナ妃 永遠に」—

 オーストラリア人が今朝一番の早起きで5時半頃。
2番目は僕で7時20分を少し回っていた。
昨日からだと12時間以上も寝ていたかも知れない。


顔を洗ってクソをし、はみがきをし、髭を剃った。

PUBで朝食をゆっくりと食べ
部屋に戻ってチェックアウトの準備をした。

コリアンの二人ももう起きており、お互いの予定を訪ねあった。
別れに際して僕がメールアドレスを教えると
1人が写真を後で送るのでみんなで記念撮影しようということになり
3人でピースをした。
その後二人と握手を交わし、見慣れた部屋を後にした。


 夕方のフライトの時間まで
大きなスーツケースを引きずったままでいるわけにはいかないので
YHの受付でヘルメットと共に預かってもらい
カードキーを返してチェックアウトした。


 別にどこに行く当てがある訳ではなかったが
地下鉄に乗ってLondon中心部に向かった。
まだ昨日の分の日記も書き終えて無かったので
公園でノンビリ続けようと思ったのだ。


ハイドパークコーナーで降りると、公園内をブラブラと歩き始める。
とんでもない広さだった。
熊本市の中心街はすっぽり入ってしまってまだまだ余裕がありそうだ。

 アーペンタイル池の畔を歩く。
沢山の人達が思い思いのスピードで歩いたり、ジョギングしたり
犬を散歩させたりしている。

池には白鳥や、鴨やサギ、その他の多くの種類の水鳥が居て
人をかき分けながら歩いたりそこらで寝そべったりしている。

 時折、中くらいのカモメみたいな鳥が上空から水中に飛び込むと
小魚をくわえて飛んでいったりしていた。



 ベンチに腰掛け、小一時間ほど日記をつけて再び歩き出したら
ほどなくダイアナ妃メモリアル噴水に着いた。
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粘土で作った模型をコンピューターの三次元ソフトで読み取り
そのデータを元にして545個の石を使い
このゆるやかな斜面の地形に合わせて作り上げたと説明書きがあり
リング状になったその全体の直径は50メートル程もありそうだ。

 巾が2メートル前後の浅い溝の中を
水がいちばん高い部分から湧きだして、2手に分かれて流れ落ち
一番低い所でふたたび出会って吸い込まれている。

 滑り落ちてくる水は
各所の段差や幾つか仕掛けの為に音を立てたり泡だったりして
子供達が大勢その中ではしゃいでいた。


 少し離れた芝生に立ってしばらく眺めているうち
昔日のダイアナが子供達と楽しく遊んでいる風景が浮かんできて涙が出た。
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 犬連れの散歩者はそのほとんどがリードなしである。
犬同士は鼻面を合わせ、臭いを嗅ぎあったりはするものの
咆えたりさらにけんかしたりすることはなさそうで
こんな所を毎日走り回ればストレスも貯まらず
そういうケースにはならないのかもしれない。


 ハイドパークには(正確には隣り合ってくっついている
ケンジントン・ガーデンズになるが)あのピーターパンの像もあった。
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子供達ばかりでなく大人だってもちろん一緒に記念撮影している。
ピーターパンの像については
笛を持って立っている部分だけが印象に残っていたが
足から下の部分にも他の登場人物達がたくさん彫られていた。


 ハイドパークコーナーの真反対のゲートから公園を出た後
地図に載っていた「おもちゃの博物館」を探してみたが結局見つけ出せず
歩いていた二人に尋ねてみたが一人は旅行者でだめで
もう一人は鞄から地図を出して努力してくれたが
どうも方向音痴のようでトンチンカンだった。

礼をいってMuseumはあきらめ
デパートに向かって肝心のおみやげ探しをすることにした。

 
昨日のハロッズほどではないが
このベンソン&リッジスも店内は迷路であった。

クラーク達に何回か尋ねて、やっと紅茶のコーナーにたどり着き
スーツケースに残った隙間を考えながら幾つか買った。
そうしてこれでやっと日本に帰れると思った。


 そう思ってしまうともうこんな所に長居の必要はない。
さっさとボンドストリートから地下鉄で Hammersmith へと帰り
またまたいつものケンチキへ行って遅い昼飯にした。
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 そういえばLondonに着いた日に初めて食った店がここだったっけ・・・

最後の日もここをねらって来たわけではなかったが
ここでは誰にも気兼ねせず
ゆっくりと買ってきたおみやげの整理ができたのだった。


 YHに預けておいたスーツケースを受け取り
再び地下鉄に乗ってヒースロー空港へと向かう。
4時20分になっていた。

フライトの時刻を考えると少し早過ぎるかも知れないが
ここらでウロウロする位なら空港でノンビリしたほうが良いと思ったのだ。



 地下鉄を降り、ターミナル3の Departure へと向かうと
コリアンエアーのチェックインがたった今開始されたばかりという
良いタイミングであった。

早速そのまま列の後ろについたが
並んだままスーツケースを開けて荷物のやりくりなどをしたものだから
前後の客と目があって笑ってしまった。


 チェックインの後は、残ったポンドを使い切ろうとPUBに向かい
1パイントのビールを注文した。

 カウンターでチビチビ飲みながら日記を書き続けたが
1時間くらいでビールが残り少なくなってしまった。

もうしばらくここに居座りたくてポケットの中を探ってみるが
出てきたコインはわずかに足りず
しかたなくグラスの底に残った泡をすすってPUBを出た。


 あとは出国の手続きを済ませてセキュリティーチェックを受け
最後の大仕事のハニーのディオールの口紅探しである。

ダークレッドというお望みであるがカラーの程度がわからない。
しょうがないので渋めの赤を二本買った。

ぴったり希望の色ではないかもしれないが
自分で選んだものでない色をつけるのも
変わった自分になれて良いんでないかい。



 そうしてやっとイギリスでの全てのミッションを終えた。
8時になっていた。


約30分でゲートオープンとのことなので
各国言語が飛び交い、様々な人種でごった返す待合室で
イスに腰かけ日記の続きを書き始めた。


 実は日本から持ってきたボールペンのインクが無くなる少し前から
文章を書いていると手首が痛くなってきている。
普段これほど毎日文字を書き続けたことが無かったので
軽い腱鞘炎になってしまったのかもしれない。


バイクツーリングで手首を使い、さらに文字書きでも使い続けて
この2週間ホントにご苦労様でした。
















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# by Benbo | 2014-07-17 17:28 | モーターサイクル | Comments(0)

England モーターサイクルひとり旅-13


 7/15(Wed) 滞在十三日目 —「オイスターカードの失敗」—

 5時半に一度目が覚めた。

同室の一人が早出するために準備し始めたので、その物音で目覚めたのだ。
二度寝の後、6時半を時計が示していたので起きることにしたが
まだ他のみんなは布団の中で、ひとりはいびきをかいている。

 7時になって朝食のためにパブへ降りる。
今日もミルクティーとトーストとシリアルのコースで元気をつける。

 イギリスへ来てからというもの、昼飯というものをほとんど取っていない。
1日2食のサイクルで通してしまっている。
飯代をケチり、時間をケチるという目的もあるが
大きな理由は一人でわざわざ昼飯を食いたくないと言うのが本音である。

 ひとりっきりで食事をするわびしさにはとても耐えられない。
なるべくそういうのは数少なくしたいのだ。

朝をしっかり食べておけば、何とか夕方まで持ち
そうして夕飯をビールと共に食ってその勢いで早めに寝てしまおう
という寸法である。


 メシの後クソをして8時過ぎに宿を出た。

 今日もまだ日本に帰れる日ではないので
時間をつぶさんが為にどこかへ出かけないとならない。
ツーリングが終わったらすぐ帰国する予定にしておいた方が良かったと
後悔するが今更しょうがない。

 ピカデリーサーカスで地下鉄を降り
おもちゃ専門のデパート「ハムレイズ」へ行くが
時間はまだ九時になったばかりである。

ぶらぶらとロイヤルアカデミーオブアーツへ歩いていったが
当然こちらも開館は10時…
前庭のベンチに腰掛けて日記を書き始めたら雨が降り始めた。
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 幸いなことにここはテント生地のキャノピーがあり
濡れずに時間をつぶすことができた。

7£ちょっとを払ってサマーイグジビジョンのコースを見た。
実に多くの作品が展示されている。

チケットと一緒に渡された小冊子に作品名やら作者、値段などを
リストにしてある。千点くらいの作品を見ただろうか・・・
中にはよく知っているフランクステラのものもあった。


 見疲れて外に出たら、すっきりと晴れあがってはいないにしても
雨はすでに止んでいた。

 ハムレイズへ行ってみる。
すごい規模だとネットで誰かが言っていたがまあそれほどのことはない。

ひと回りした後、今度は地下鉄でハロッズへ行ってみた。
二十七年前にいちど来た時の印象とは全然違い
内部の雰囲気がエジプトしている。
店内は完全に迷路の上に人だらけで、火事があったらどうするのだろう。
おみやげを買おうと思っていたがどうもその気にならず早々に外に出た。


 駅でオイスターカードのTop Upを試みる。
すると、なんとほとんど入っていない。
朝出るときの駅で6£くらいをチャージした筈だったがどうも失敗したようだ。

これは追加しておかなきゃと思いカードをかざして現在の金額を確かめ
画面を二カ所タッチしコインを入れた。

金額がアップしていくので確認し
さらにContinueをタッチしてヤレヤレと思い立ち去ろうとしたら
後ろでじゃらんと音がして入れたコインが戻ってきた。

 あれ、おかしいなと再度初めからやり直す。
今度は画面の表示をよく読みつつ進めていったら
なんと最後にカードをタッチさせて入れた金額をカードに記憶させろと
書いてあるではないか。

 ウーンしまった。

だから朝から追加したとばかり思っていたチャージがなされて無かったはずだ。
あの6£は後の人が喜んで拾ったことだろう。

 またもや『ヤレヤレ』である。
自分では気付かなくても、体は正直で相当疲れているのかもしれない。

(こんなこと、今じゃ YouTube ですぐわかることだけれど
この頃はまだまだで・・・さらに近頃じゃこの機械、日本語表示にも
なるらしい…)



 まだ1時半くらいだったが宿に戻ることにした。
Hammersmithで地下鉄を降り、カードを機械にタッチして
金額を確認してみると、ちゃんとさっきの金額がアップされていた。



 このYHに泊まるのも今夜が最後だ。
明日はまた日本までの辛く長いフライトが待っている。

荷物の整理をやり直し
おみやげのためのスペースを出来るだけ確保しようと奮闘してみたが
期待したほどは広がらなかった。

 4時頃になって、下のPUBで早目の夕食をとりながら日記を書き
2パイントのビールで軽く酔った後、まだ誰も居ない部屋に戻って
6時にはベッドに潜り込んだ。



 9時過ぎ頃、誰かが部屋に入ってきたとおもったら
大きな声で「ハロー」と言う。

 目を開けてみると同室のコリアンの二人だった。

韓国ネイビーのofficerで、共に二十八才というこの二人は
三日間の Londonステイの後、列車でパリに向かいそこで三日
さらにバルセロナで三日を過ごして帰国するという。

ロンドンのソーホーを中心に元気よく遊び回っているらしい。
今日は35£もするミュージカルを見てきたと言ってはしゃいでいた。


 しばらく話につきあっているうちに目がさえてきたので
日記の続きをしばらく書いた。
そのうちオーストラリア人も帰ってきたが12時頃にはみんな寝てしまった。

 それからもしばらくはベッドの明かりだけで日記を書き続けたが
やがて睡魔が襲ってきて寝てしまった。















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# by Benbo | 2014-07-17 03:44 | モーターサイクル | Comments(0)

England モーターサイクルひとり旅-12


 7/14 (Tue) 滞在十二日目 —「時というもの」—

 起床6時30分、もうツーリングの興奮からはさめていた。

出来ることなら今日にでも日本に帰っても良い気分だったが
エアチケットは16日出発になっている。
今日と明日、残された London での2日間を楽しもう。


 シャワーを使い、YHの朝食をしっかり取って
地下鉄で郊外にあるMotorcycle Museumに向かったが
そこは通常、土曜と日曜しかオープンしていないことを思い出してしまった。
近くの駅まで来ていたが引き返すしかない。

 ところで初日に空港でゲットした
オイスターカードの残量が気になり始めていたので
この際、ここの駅でお金を追加しておこうと思いたった。
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London の中心近くの駅だと人々は皆せわしなく
わからないことがあっても尋ねにくいが、
郊外の駅であるここなら、そんなこともなく教えてくれるかもしれない。

 改札を出たところにその機械はあった。
少し後ろで使い方を盗み見ていると、カードを当てて残高を知り
追加金のタッチパネルを押してコインを入れるようだが
自分でやってみるとなかなかうまくいかない。

 何回もトライしているうちに見かねたのか
エジプト系?の家族づれがやってきてやり方を説明しようとするが
この家族は言葉がうまくないので
こちらと十分にコミュニケーションが出来ない。

しばらくして黒人のおっちゃんが来て僕のカードを機械に当て
僕の手のひらの上のコインをつまんで放り込み
「はいこれで良いよ」という事になった。

ふう、やれやれ。
実際のところ、残高は少なくなっていたので良いタイミングではあった。
残高不足になってからこの作業をやるのと
まだ余裕のあるうちにやっておくのとではたいした違いがある。

あとでもう一度、今度は自分だけで復習しておけば万全だろう。


 そうして次はグリニッジに向かうことにした。
同室のコリアンが訪れて、とても良かったと言っていたのを
思い出したからである。

 ロンドンの地下鉄はとても充実していて
いくつもの路線があり複雑に交錯している。
さらにおなじみの赤いロンドンバスも市内を網羅しているので
これらを乗り継いで行けばほとんど行けないところはないみたいだ。

 1時間くらい、行き先の案内板を確認しながら
迷路のような地下鉄路線を乗り継ぎ、やっとグリニッジ駅に着いた。

どうやらひとつ前のカティサーク駅で降りた方が
距離的には近かったようだが、まあいいさ
ぶらぶらと歩きながらグリニッジパークを目指した。

 途中、日本から持ってきて
ずっとこの日記を記し続けてきたボールペンのインクがついに切れて
昨日の昼から使えなくなってしまっていたので
ステイショナリーの店に入り一本ゲットした。
99pだった。

 やがてグリニッジシアターの横に出、ほどなく立派なゲートに到着した。
広い公園の中央あたりが小高い丘になっていて
そこが目指す旧グリニッジ天文台であり、今は王立のMUSEUMになっている。
ポケットから時計を取りだして見ると11時半になっていた。
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 天気が良く大勢の観光客が丘の上の見晴台で写真を撮ったりしながら
ノンビリしている。
僕もしばらくの間、遠くに見渡せるロンドン中心街のスカイラインを楽しんだ。
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ちょうど12時になって中に入ってみる事にする。

 無料だ。


イギリスは付加価値税が15%前後と高いが
せめてロンドンにいる限りその恩恵にあずかれること大である。

 中は、天文に関することと、時間に関することの二つを軸として
これまでの歴史をたどる展示がなされていた。

天文と時間が同時に重要な要素となる航海において
自分の位置を何もない海の上でどのように正確にわりだすか・・・

 星の位置や太陽の位置が、
何時にどの位置にあるかを知ることで
自身の現在地を確認していた時代
いかに正確に現在時を知りうるかがキーであった。

こうして天文と時というものは並行して研究が続けられることになる。
なかでも船に積み込んで正確な時を知ることの出来る
タイムキーパーを開発した John Harrison の
何年にも及ぶ努力に驚いた。


 いずれにしても、毎日なにげなく使っている『時』というものを
深く考えさせてくれる展示の仕組みになっている。

今や全世界のあらゆる機材、コンピューターを始めバス運行や航空機
その他のものまで全て時間によって機能していて
そのスタートの場所がまさにここなのであった。

 ミュージアムに併設してプラネタリュウムもあり、こちらも見たかったが
入れ替え時間である2時から10分くらいが過ぎ
次は3時だというのであきらめて外へ出た。

 沢山の人達が地上に引かれた経度0度0時0分のラインをまたいで
記念撮影していた。

 あたたかな太陽のもと、緩やかに下っている広い芝生の丘を
テムズ川へと歩いた。
川縁に、荘厳な、見るからに歴史のある建物が何棟も建ち並んでいた。


 川縁に着くとそこは観光ボート乗り場で
観光客が次の遊覧船に乗るために長い列を作っていた。
天気はいいし、僕もテムズ川クルーズをしながらビッグベンまで行こうと
Ticketを買って列の後ろに着くことにした。
どうせ地下鉄で行ってもなにがしかはかかるのだから
8£ちょっとの値段だったが良しとした。

 程なくしてボートが到着し
みんなと一緒に屋根無しの二階デッキのイスに腰掛けると
ボートはゆっくりと上流に向かって動き始めた。

 川の両岸には競い合うように様々なデザインの新しい集合住宅が建っている。
タワーブリッジの脇に一つ目の船着き場があったが
ほとんどの客は次のウエストミンスターまで乗るようだ。

川の上から、ボートでその下をくぐってみると
タワーブリッジのボリュームに圧倒される。
よくもまあこげなものを作ったものよと驚かされる。
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 先日訪れたデザインミュージアムも
ボートから眺めてなにかなつかしい気がした。

ミレニアムブリッジの下を抜け、ロンドンアイを左に見て
予定地ののウエストミンスターピアに着いた。
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 そうして、初めて実物のビッグベンと国会議事堂を目の前にし
またもや心の底からぶったまげてしまった。

 どでかい!  のである。

 写真やムービーでは何度も目にしているあの見慣れた形はそのままだが
スケールがとにかく想像を絶していた。

細部の細かい作り、光り輝く時計上部の金色に縁取られた尖塔。
これが全て石の建造物であるということ!

 あの時代、イギリスは七つの海を駆けめぐり
多くの富を築いてきたのだろうが、金さえあれば出来るってものでもない。
ウーム、自分のスケール感の無さにも参った思いがした。


 やがて午後4時近くになったので帰ることにした。



YHの部屋に一旦戻り
昨日買って呑まずにいた1パイント瓶と栓抜きを袋に入れ
いつものKFCでチキンの2ピースを買い

又もや Hammersmithブリッジ横の
いつもの公園のいつものベンチに腰かけた。


 こういう時、やっぱりひとりはつまらないなと思う。
ひとりきりの寂しさを強く感じる。

 とても日本に帰りたい気分になった。

目の前に男が現れて「50ペイン」「50ペイン」と僕を見つめて言った。
意味がわからず肩をすくめると向こうへ行ってしまった。
『50ペンスをめぐんでくれないか』という意味だったのかも知れない。
男は僕と同じように公園で和んでいる人達の所を次々に回っていたが
同じようにあまり相手にされていない風だった。


 チキンを食べ終え、ビールも無くなると
日記を書く手も止まりがちになってくる。
まだ十分明るいが8時くらいにはなっているはずなので
帰って寝ることにした。















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# by Benbo | 2014-07-15 15:05 | モーターサイクル | Comments(2)