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クルソン峡の紅葉ツアー


今回のメインは
なんといってもクルソン林道の下り!



浮き石があったり

尖った砂利だったり

落石の間をすり抜けたりしながらの
走りなので


大体15分に1回くらいの間隔で
バイクを止めて小休憩を取ります…



ほんのちょっとの油断で
転倒の危険があるので

集中力が薄れるのを
防ぐためです・・・



この非舗装の林道

約10kmに渡ってほぼ下りなので

漕ぎ上がる辛さは無いものの
部分的には転げ落ちるような坂もあり


特にそういう場所こそが

石ころだらけの荒れた路面になっていたりして

一瞬たりとも油断は出来ない状況・・・



さらに今回は二人ともロードタイヤなので

交換用にチューブを3本
タイヤ2本を準備してきたけれど


出来ることなら使いたくは無いものだから
慎重に、慎重に路面を見ながら下って行きました・・・



タイム的にはこの10kmちょっとの下りだけで
2時間半くらいかかったんじゃないかなぁ…



おまけにクルソン峡キャンプ場も過ぎ

林道をほとんど下りきったあたりで
崖崩れ補修工事の為に全面通行止めだったりして


やっとの思いで下ってきたこの道を
また登り返さなきゃいけない羽目になったら
地獄だぁ…

と思ったけれど


幸い日曜日のおかげで工事はお休み!


バイクを担いで工事現場の泥の中を歩き
辛くも難を逃れました・・・

(とにかく100mほどの距離の工事用道路を
 クリートを気にしながら歩くことに必死で
 写真を撮る余裕がありませんでした…
 この工事は未だしばらくはかかりそうなので
 もし行くとしたらそのあたりチェックが必要
 でしょう)





出発は午前6時、熊本駅から輪行です…
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八代駅からは肥薩線で人吉に向かいます…


瀬戸石駅では20分の待ち合わせ
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人吉に午前8時15分に着くと
寺本製茶の「mottea」さんと合流
いよいよスタートです!
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古くからの友人である「木工房・工人社」
福山さんを訪ねてコーヒーを頂いたあと
先ずは「温迫峠(ぬくみさことうげ)」に向かうと


雨が!


それも冷たい雨・・・



それほど強くは無いもののしとしとと降り
雨宿りがてら堆肥小屋の軒先でコンビニカッパを羽織る…


しばらくで雨も止み、峠への登りとなったものの


そのあとも何度か小雨が落ちてきて
天気予報通りの展開となったのでした・・・



しかし10km弱の舗装の峠を越え
いよいよ下りの砂利道となる頃には
雨はほとんど止んできて



空も心なしか明るくなってきました・・・
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しかし冒頭のようにバイク上では
景色なぞ見ている余裕はないので


小休憩の度に辺りを見回して
その風景を堪能するわけだけれど


川内川源流である、この渓谷沿いは
やはりなかなかのものでありました!
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途中、水場での休憩… ドラム缶がちょっとネ…
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こんなのがずっと続きますが
下りながら見とれるわけにはいきません・・・
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時間的にゆとりを持ってここを堪能するのなら

ハイキングシューズで自転車を押しながら
歩き下るのもイイのではないでしょうか…



さらにタイヤがブロックパターンで
MTBやCXだったらなおさら
景色の素晴らしさを味わえるのかも・・・





まぁ、そんなこんなで
工事の通行止め箇所もクリアー
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えびの市側からの入り口に到達です!
この時点で午後3時になっていました…
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この後は、えびの市のコンビニで
おむすびをゲットして遅いお昼とし

再び熊本県に戻るために矢岳高原へ…



ここもステキなところで
ゆっくりしたいけれども
今日はその為の時間が残されておりません・・・



すでに午後5時となり
薄暗くなってきた「ベルトンキャンプ場」
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さらに高原の最高地点を越えて
JR矢岳駅横を通り



大野地区から267へと下りて
人吉駅に午後6時10分にゴールしました…




待合室に泥で汚れて白くなったバイクを持ち込み
さて輪行袋に入れなきゃな…と考えていると

売店のオネーさんが
今、ホームにいる列車は6時25分発だと教えてくれる…



ゲゲっ、あと10分しかない!



「mottea」さんに切符を買ってきてもらいながら
大慌てでバイクを袋へ・・・


なんとか滑り込みで列車に乗り込みました!
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予定では19時40分発の特急だったのだけれど
まぁ、早くなって良かったのかも・・・



ただ、その分慌ただしくなって
「mottea」さんにお礼を言うヒマも無かったのが残念…

列車に乗りしな、暖かいお茶も頂いて助かりました!


矢岳高原をはじめ、良かトコ一杯の人吉周辺を
また、ゆっくり巡りたいです…


コレに懲りず今後もお付き合い下さいね〜
有り難うございました!



泥に汚れた「Betty」
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今回ルート
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http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=139a626ccf08c4c10be690fb11541542
















by benbo | 2013-11-19 13:01 | Comments(22)
Commented by のぶ at 2013-11-19 15:52 x
おお!またもやアドベンチャーですね。

写真の表情からすると、これでmotteaさんも『酷道ハンター』の仲間入りですな。

へえ!クルソンって狗留孫って書くんですね。当て字ですか?

汚れ具合を見ると、Bettyも『CX冥利に尽きる』って感じです。
Commented by mottea at 2013-11-19 16:16 x
先日はお疲れさまでした!ありがとうございました!!
舗装道で引き返すつもりが準備万端のBenbowさんに腹をくくりました。男の子でしょ、キ○タマついてるんでしょってな感じて(笑)
おかげ様で未知の体験ができました。達成感バリバリでした。なんとかなるもんだと・・・
しかし大変な下りでしたね、あんなこと一人でされてるとは、私は一人だったら寂しさで死にそうです(笑)
舗装に出た時のあのすばらしさ。アスファルト万歳!!
Commented by Benbow at 2013-11-19 16:52 x
こんちわ、のぶさん!
思い起こさなくても、ボクって小さい時からどうも冒険系みたいで、あんまし人のやらない、少々危なっかしいことが好きみたいで…それは車だろうとモーターサイクルだろうと、もちろん自転車でも同じで、安全が約束されたものの外にこそおもしろいものがあるものだと考える、人から見れば少し風変わりな困ったチャンであるようです…
「そんなのオメー独りで行けよ!」と、自分に対して思いはするもののまたまた今回も「mottea」さんを犠牲にしてしまい、こころから感謝しております…
これで「酷道ハンター(良か名前つけましたね!)」はKenさん、のぶさん、ボク、「mottea」さんと確実に増えていってますね!
狗留孫や狗留孫峡についてはこちらも参考になります…
http://homepage3.nifty.com/feel-it/travel/kyusyuu/kyusyuu_kuruson.html
Commented by Benbow at 2013-11-19 17:25 x
こんちわ、motteaさん!
↑にも書きましたが今回はmottea さんを誘い込んでしまってどうもすみませんでした…リーフさんではないけれど「ぬしゃ、何ばしよっとか…」状態でしたよね〜
峠を越えてしばらくの、舗装が切れたところで、何の躊躇もなく砂利道に突っ込んでいった「mottea」さんはやっぱ「男」でしたよ! まぁ、苦しみと快感は隣り合わせですから・・・
クルソン峡には紅葉の他にもクルソン岩友呼ばれているメンヒル(石卒塔婆)があったりして時間がある時にまた行きたいところではあります…お茶の関係者にも霊地だそうとか・・・http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/seikatu/miyazaki101/shinwa_densho/072.html
気候と天気の良い時を見つけて「酷道ハンター」の面々でまた行きたいですね…今度はブロックタイヤで行きましょう!
Commented by 1008 at 2013-11-19 17:33 x
お疲れ様でした。
クルソン峡、紅葉が綺麗な所かと思いきや、凄い道のようですね!
でも、さすがに準備万端で素晴らしいです。
こちらも、先日の鵜ノ子滝で少しですが体験しましたので、スペアパーツの必要性は感じました。
今度、酷道行かれる時はお供させて下さい。
Commented by アンカー星人 at 2013-11-19 18:15 x
こんにちは! もの凄いところ走られてますね!! モッティーさん共々お怪我がなくてなによりでした~。
Commented by みきたか at 2013-11-19 18:52 x
こんばんは!
Facebook投稿でクルソン峡行かれたの知ってblogアップを待ってました。
どうも舗装路では無いな〜と思ってましたが、やっぱそうでしたか。
ロードタイヤでmotteaさんを道ずれに。
毎度ながらの計画と行動力に敬服です。
Commented by ペプシン at 2013-11-19 21:04 x
懐かしいな、矢岳高原。中学3年の遠足で登って以来です。
でも、雨が予想される中、朝早くからお疲れ様でした。
Commented by Benbow at 2013-11-20 08:31 x
こんちわ、1008さん!
やはり砂利道だとロード用の細いタイヤではいろいろと気を遣わなくてはならず、風景を愉しみながらバイクを漕ぐというわけにはイカンですねぇ・・・今回はたまたまパンクやバーストが無かったので、持って行った予備の品は使わずに済みましたが、なるべく太いタイヤが良かですね!
1008さんも「酷道ハンター」指向ですか…ウレシーな!お誘いしますね…
Commented by Benbow at 2013-11-20 08:36 x
こんちわ、アンカー星人さん!
一歩間違うと落車という場面はたびたびで、でもそれを経験するごとにバイクの操り方も旨くなっていくわけなので・・・う〜む…(^_^;
ケガだけはしたくないので慎重に、必死にでした…
Commented by Benbow at 2013-11-20 09:00 x
こんちわ、みきたかさん!
いっとう最初の計画ではmotteaさんは温迫峠で引き返すはずでしたが、全体距離を考えるとそれでは勿体ないようで・・・ただ非舗装はどうもね…のような…行こうかな、行くまいかな…だったので、ボクがブロックタイヤをやめて23cのまま行ったら行くしかないかなと思われたようです・・・ゆっくり下ればなんとかなるとは思ってましたがなんとかなりました・・・
Commented by Benbow at 2013-11-20 09:05 x
こんちわ、ペプシンさん!
矢岳高原はいいところですね!もっと時間にゆとりを持ってまた行きたいです…このコースの逆回りも考えてましたが、やはりクルソンの上りのことを考えて逆回りにしましたがそれは良かったようです…
Commented by hi-made at 2013-11-20 19:35
こんばんは!
以前に教わった熊本弁『かんない』は
こういう時に使うと理解しました。
Commented by みきたか at 2013-11-20 19:37 x
すみません。
↑の投稿(hi-made)はみきたかです。
Commented by Benbow at 2013-11-21 08:20 x
こんちわ、みきたかさん!
「かんなし」ですね… その通り! 二人ともある意味ではそうかもしれませんな〜
といいますのも、ホントーの「かんなし」というのは、何の準備もないまま闇雲に突っ込んでいくモノ達でありまして、ボクらのようにいくらかの事前の準備と、ある程度のスキルのある者には完全には当てはまらないからなのです・・・なのでたいていの場合は「かんなし」くん達には何らかの失敗がつきまといます…ただ「かんなし」とはバカにする言い方のようでいて、「勇敢!」だったり「羨ましい!」のような意味も込められたりする時も多いですので、なかなか熊本弁もムツカシカッです…
まぁ、「酷道ハンター」=「かんなし」は間違いないところでしょう・・・
Commented by Benbow at 2013-11-21 08:25 x
みきたかさん!
あ、そうだ… 「ええま、サイサイ」という、「かんなし」が使う言葉もありました! 思い出したので書いておきます…
Commented by at 2013-11-21 15:12 x
こんにちは Oです これからは師匠と呼ばせてもらいます 近々ダーティSIRRUSが完成します その時は是非お供させて下さい!!
Commented by KEN at 2013-11-21 16:37 x
こんにちは!
またまたとんでもないところまで走りに行かれましたね!
来シーズンに行かねばならない名所がどんどん増えていきます。

Benbowさんは良く回るそのホイルにCXタイヤの32Cぐらいを履いたほうがいいかもしれないですね^^
Commented by Benbow at 2013-11-21 17:49 x
こんちわ、Oさん!
ほほぅ、SIRRUSですか… そいつで「酷道ハンター」やりますか!楽しみだなぁ・・・冬はみんなどうするのかな…と思ってましたが落ち葉の中を散策に行けますね!
Commented by Benbow at 2013-11-21 18:00 x
こんちわ、Kenさん!
今回は事情?によりロードタイヤでしたが、KenさんのMASIにはうってつけの道ですよ! 椎矢ほどは荒れてなくてCXにはちょうど良かと思います…来年の紅葉の頃ならもう工事も終わっているでしょうから行きますかね!
ぶっとくないCXタイヤがいいかもです…舗装路は太すぎると抵抗がツライ・・・
Commented by みきたか at 2013-11-21 21:07 x
失礼しました。
「かんなし」をBenbowとmotteaさんに使うのはちょっと違うようですね。
同じ日本語でもなかなか難しいコミュニケーション。
日本はグローバルに世界各国へ出て行ってますが。。。
まあ、フェースtoフェースでは何となく通ずるものも
メール何かが発達して何かと誤解も有ったりして。
Commented by Benbow at 2013-11-22 09:34 x
こんちわ、みきたかさん!
言葉は微妙ですよねぇ・・・口から出す場合は発音の違いで正反対の意味にも使えますがテキストだけとなると「w」とか「笑」とかいろいろな補助手段を使ってもなかなか本意を伝えるのが難しい・・・ましてや方言となると…
昔、関東にいた時に熊本県人同士の友人二人で普通に会話してたら、あんたらケンカしてるのと言われました…あはは
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